懸崖に手を撒する(読み)けんがいにてをさっする

精選版 日本国語大辞典 「懸崖に手を撒する」の意味・読み・例文・類語

けんがい【懸崖】 に 手(て)を撒(さっ)する

  1. ( がけから手をはなして身をおどらせる意から ) 勇気をふるいおこし、思い切って物事にあたる。
    1. [初出の実例]「這裡(しゃり)消息を知らうと思へば矢張り懸崖に手を撒して、絶後に再び蘇へる底(てい)気魄がなければ駄目だ」(出典吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石一一)
    2. [その他の文献]〔無門関〕

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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