絶後(読み)ゼツゴ

デジタル大辞泉 「絶後」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐ご【絶後】

今後再び起こるためしのないこと。「空前絶後大事件
息の絶えたあと。「絶後に再びよみがえる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶後」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐ご【絶後】

  1. 〘 名詞 〙
  2. この後に決して同じようなためしがないこと。「空前絶後
    1. [初出の実例]「これが私の就職についての、絶後(ゼツゴ)は知らず、空前の運動であった」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉一)
    2. [その他の文献]〔宣和画譜‐道釈〕
  3. 生命が終わりをつげた後。息が絶えた後。死後
    1. [初出の実例]「懸崖に手を撤してみづからうけがって承当すべし、絶後にふたたびよみがへらば君をあざむく事を得じといひ」(出典:鉄眼禅師仮名法語(1691)五)

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普及版 字通 「絶後」の読み・字形・画数・意味

【絶後】ぜつご

前後に例がない。空前絶後。〔法書要録、八〕(書断、中、神品)後の杜度、~を善くす。~張喜びて學び、轉(うた)た其の巧をにす。超後、獨無雙なりと謂ふべし。

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