成層圏突然昇温(読み)せいそうけんとつぜんしょうおん

最新 地学事典 「成層圏突然昇温」の解説

せいそうけんとつぜんしょうおん
成層圏突然昇温

stratospheric sudden warming

冬季の極域成層圏でプラネタリー波の鉛直伝播により極渦が崩壊し,数日のうちに気温が40℃ほども上昇する現象のこと。おもに北半球で発生するが,まれに南半球でも発生することがある。1952年にドイツのシェルハークにより発見された。極渦が2つに分裂する波数2型と,極渦が南下する波数1型がある。対流圏から上方に向かうEPフラックスが上層で収束することで極夜ジェットの西風が減速し,極点付近で下降流による断熱昇温が起こることが原因。西風が東風に反転する場合を大昇温という。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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