成川揆(読み)ナルカワ ハカル

20世紀日本人名事典 「成川揆」の解説

成川 揆
ナルカワ ハカル

明治期の海軍少将



生年
安政6年10月20日(1859年)

没年
大正8(1919)年1月26日

出身地
江戸

学歴〔年〕
海大卒

経歴
千代田・扶桑須磨高砂の各艦長を経て、明治37年日露戦争には金剛艦長として出征、ついで日本丸艦長に転じた。38年5月の日本海海戦当時は仮装巡洋艦・信濃丸艦長。哨戒中、五島列島付近でバルチック艦隊発見し、「敵艦隊見ゆ」と歴史的な打電をした。39年海軍少将となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「成川揆」の解説

成川揆 なるかわ-はかる

1859-1919 明治時代軍人
安政6年10月20日生まれ。明治38年5月の日本海海戦当時の仮装巡洋艦信濃丸(しなのまる)艦長。哨戒(しょうかい)中,五島列島付近でバルチック艦隊を発見,「敵艦隊見ゆ」と歴史的な打電をした。39年海軍少将。大正8年1月26日死去。61歳。江戸出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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