出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「哨戒」の意味・読み・例文・類語
しょう‐かい〔セウ‐〕【×哨戒】
[名](スル)敵の襲撃を警戒して、軍艦や飛行機で見張りをすること。「領空を哨戒する」「哨戒飛行」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しょうかい【哨戒 scouting】
敵の侵入や襲撃に備えて,周辺あるいは特定の区域を警戒することをいう。軍事活動上,捜索,阻止哨戒,触接追尾,偵察等を包括して哨戒と呼ぶこともある。哨戒はすべての作戦の基盤をなすもので,有効かつ適切な哨戒は作戦の成果を大きく左右するものである。哨戒は,作戦地域の特徴と敵,味方の状況等によって,水上艦艇,航空機,潜水艦およびレーダー等の固定兵器を組み合わせ,一般に領海外数カイリから数十カイリを対象に行うものであるが,ミサイルおよびレーダー等の兵器の発達により,情勢によっては100カイリ以上あるいは敵基地近くまで行うことが必要な場合もある。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
哨戒
しょうかい
patrol
敵の航空機,艦船が一定の空域,水域へ侵入するのを,哨戒機,哨戒艦艇,レーダ,見張り所などを用いて警戒すること。発見すれば適応処置をとる。偵察や索敵が,特定の地域で敵を発見,観察するために作戦期間中実施されるのに対し,哨戒はほとんど常時行われる。ミサイルの発達に伴ってコンピュータとレーダを結びつけた自動警戒管制組織が各国で採用されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報