成沢新田(読み)なるさわしんでん

日本歴史地名大系 「成沢新田」の解説

成沢新田
なるさわしんでん

[現在地名]軽井沢町長倉 雨宮新田

近世は油井ゆい村に属するが、東方塩沢新田しおざわしんでんと上信国境さき山の西麓の間にひらかれた新田。開発年代は不明。安永四年(一七七五)割付けによれば、段別一九八町余、うち田三町五段余であるが、二町四段余は「仕付荒皆無」、残りは見取である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android