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油井 ゆせいoil well

翻訳|oil well

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

油井
ゆせい
oil well

原油を生産する井戸。地表に流量調節器や開閉バルブなどのみを設けて採油するものと,ポンプで採油するものがある。前者は自噴井または水攻法ガス圧入法などで油層の排油力が維持されている場合に限る。ポンプではサッカーロッドポンプと呼ぶ長桿のポンプや水力ポンプが使われる。油井の内部には孔壁の崩壊を防ぐケーシングパイプや,油を産出するチュービングなどが入っている。

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デジタル大辞泉の解説

ゆ‐せい【油井】

石油を採取するために掘った井戸。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆせい【油井 oil well】

自然状態で地下に存在する石油を地表までくみ上げ採収する目的で,掘削し仕上げられた坑井。油層の深度が非常に浅くて,かつ自然に噴き上げることがない程度に圧力が低い場合には,よく見かける水井戸と同じように立穴をあけただけの形状をしており,地下にたまった油はひしゃくやポンプを使ってくみ上げられる。しかし一般には,油層の深度は数百mから数千mと深く,かつ自噴するほど圧力が高い場合が多いので,これらを制御するために種々の複雑な装置が取り付けられている。

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大辞林 第三版の解説

ゆせい【油井】

石油を採取するために掘った井戸。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

油井
ゆせい

油を採収するため掘削された坑井をいう。世界最初の油井はドレークにより1859年、アメリカのペンシルベニア州で掘削された。開発される油層深度が深くなり、現在は深度5000メートル以上の油井も掘られている。坑井の掘削が終了すると、ケーシングを挿入し、セメンチング作業とよばれる作業でセメント液を坑井に圧入して、ケーシングの周りをセメントで固める。これは、油層より上部にある水層の水が、油井や油層に流入するのを防ぐためである。ことに水層からの水が油層へ流入すると、油の流出面がふさがれて、油井の寿命は短くなる。油はチュービングを通って地表へ流出する。チュービング上端にはビーンが取り付けられ、産油量を調整する。[田中正三]

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世界大百科事典内の油井の言及

【安達[町]】より

…町域の大部分は阿武隈高地西部の丘陵地帯にある。二本柳,油井は奥州街道の宿場町で,江戸後期には上り荷は二本柳,下り荷は油井が受けもっていた。上川崎では江戸時代から二本松藩の保護を受けて和紙の生産が盛んで,大正期に最盛期を迎えた。…

※「油井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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