成藤村(読み)なるふじむら

日本歴史地名大系 「成藤村」の解説

成藤村
なるふじむら

[現在地名]広見町成藤

三間みま川に流入する告森こつもり川の下流域に位置する。南は清延きよのぶ村に接する。

「吉田古記」によると、天正五年(一五七七)の新田宮棟札写に「吉藤郷成藤村」と村名がみえる。もと告森村(→三間町であったが、近世初期に分村した。吉田藩領。太閤検地石高は三一〇石五斗、正保検地の石高は三七四石五斗。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android