成長輪(読み)せいちょうりん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「成長輪」の意味・わかりやすい解説

成長輪
せいちょうりん

木材(木本類の茎における二次木部で、材ともいう)の一成長期間に形成された部分をいい、四季変化や、雨期乾期など気候の変化する地方に生育する樹木にみられる。その典型年輪である。こうした成長輪は熱帯地方の樹木には認められないことが多い。

[鈴木三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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