我に返る(読み)ワレニカエル

デジタル大辞泉 「我に返る」の意味・読み・例文・類語

われかえ・る

気を失っていたのが正気づく。「ほおをたたかれて―・る」
他に気を取られていたのが、本心に返る。「興奮がさめて―・る」

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関連語 扶起 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「我に返る」の意味・読み・例文・類語

われ【我】 に 返(かえ)

  1. はっと気がつく。意識をとりもどす。また、他の事に気を取られていたのが本心にかえる。正気にかえる。
    1. [初出の実例]「やうやくわれにかへりし如く、扶起(たすけおこ)されて自脈を診(と)り」(出典読本南総里見八犬伝(1814‐42)三)

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