精選版 日本国語大辞典 「自脈」の意味・読み・例文・類語 じ‐みゃく【自脈】 〘 名詞 〙① 自分の脈搏(みゃくはく)。また、自分で自分の脈をとって診断すること。[初出の実例]「これこれ痞(つかへ)がのぼるはと、じみゃく取やらもだくだと」(出典:浄瑠璃・十二段(1698頃)三)② 将来の見込み。可能性。また、自分で自分の将来の判断をすること。[初出の実例]「画家として成功するだらうかなんて頻りと自脈(ジミャク)を取(とっ)て居たのさ」(出典:郊外(1900)〈国木田独歩〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例