精選版 日本国語大辞典 「我仏」の意味・読み・例文・類語 わ‐が‐ほとけ【我仏】 〘 名詞 〙① 自分の守り仏。持仏。また転じて、自分が最も大切に思っている人や物。あがほとけ。[初出の実例]「我仏と云心ぞ。同姓ぢゃ程にしたしみまらせて云たぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一七)② 対称の代名詞のように用いて、相手を親愛の情をこめて呼ぶ語。あがほとけ。[初出の実例]「承はりぬ、わがほとけ、え聞こえさせぬほどに、いともいともめづらしく嬉しき事は」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例