我尊(読み)ワミコト

デジタル大辞泉 「我尊」の意味・読み・例文・類語

わ‐みこと【我尊/和尊】

[代]二人称人代名詞相手に向かって、親愛気持ち、また軽い敬意をこめて用いる語。わぎみ。
「此の立てるすぎの木は、―の目には見ゆやと」〈今昔・二七・三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「我尊」の意味・読み・例文・類語

わ‐みこと【我尊・和尊】

  1. 〘 代名詞詞 〙 対称。親しみ、あるいは軽い敬意の気持で用いる。
    1. [初出の実例]「此の立る榲(すぎ)の木は、和尊(わみこと)の目には見ゆやと問ければ」(出典今昔物語集(1120頃か)二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む