我御料(読み)ワゴリョウ

デジタル大辞泉 「我御料」の意味・読み・例文・類語

わ‐ごりょう〔‐ゴレウ〕【我御料/和御寮】

[代]わごりょ(我御料)」に同じ。
「―思へば安濃の津より来たものを」〈閑吟集

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精選版 日本国語大辞典 「我御料」の意味・読み・例文・類語

わ‐ごりょ【我御寮・和御寮】

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「わごりょう(我御寮)」の変化した語 ) 対称。対等もしくはそれ以下相手に対して親しみをもって用いる語。男女ともに用い、敬意は「そなた」より軽い
    1. [初出の実例]「恨はなにはにおほけれど、みはわごりょをあしけれと更に思はず」(出典:歌謡・閑吟集(1518))

わ‐ごりょう‥ゴレウ【我御寮・和御寮】

  1. 〘 代名詞詞 〙わごりょ(我御寮)
    1. [初出の実例]「わごれうおもへば、安濃の津より来た物を、俺ふりごとは、こりゃ何事」(出典:歌謡・閑吟集(1518))

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