戒体(読み)カイタイ

デジタル大辞泉 「戒体」の意味・読み・例文・類語

かい‐たい【戒体】

仏語。戒を受けることによって備わる、悪を防ぎ止め善を行う力。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戒体」の意味・読み・例文・類語

かい‐たい【戒体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「戒」の実体の意 ) 戒を受けることによって得られる、悪を防ぎとめ善を行なうある種の力。
    1. [初出の実例]「欲大小戒体遠復清浄〈略〉成就菩薩諸波羅蜜、当此法」(出典教行信証(1224)二)
  3. 密教三摩耶戒(さんまやかい)戒文(かいもん)をいう。〔醍醐寺新要録(1620)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む