デジタル大辞泉 「戒壇石」の意味・読み・例文・類語 かいだん‐せき【戒壇石】 律宗・禅宗などの寺院の前に立てた石標。寺院全体を戒壇と見立てたもの。多くは「不許葷酒入山門くんしゅさんもんにいるをゆるさず」の句を刻む。結界石。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「戒壇石」の意味・読み・例文・類語 かいだん‐せき【戒壇石】 〘 名詞 〙 ( 寺院の境内全体を戒壇とみて ) 禅宗の寺院の門前に建てた石柱。多く、「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」という句を刻む。結界石。[初出の実例]「段々寺に近寄りますと、門の所へ戒壇石(カイダンセキ)といふものが立って居ります」(出典:落語・墓違ひ(1895)〈柳家禽語楼〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例