戒波羅蜜(読み)カイハラミツ

デジタル大辞泉 「戒波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

かい‐はらみつ【戒波羅蜜】

《「持戒波羅蜜」の略》仏語六波羅蜜の一。正しい智慧ちえによって持戒の行が完成していること。また、その持戒に努めること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戒波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

かい‐はらみつ【戒波羅蜜】

〘名〙 (「じかいはらみつ(持戒波羅蜜)」の略) 仏語。六波羅蜜の一つ。正しい智慧(ちえ)によって戒を守る修行に専心すること。また、戒を守って仏の悟りを得ること。
※快馬鞭(1800)入道要訣「内に道心を護持し、十重四十八軽の戒行修すを戒波羅蜜とす」 〔大智度論八一

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