精選版 日本国語大辞典 「戯草」の意味・読み・例文・類語 たわれ‐ぐさたはれ‥【戯草】 〘 名詞 〙① 植物「よもぎ(艾)」の異名。[初出の実例]「冬しけの霜をいただくつくもがみ見えしすぢなきたはれ草哉〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)② 娯楽本位の草紙。[初出の実例]「それ四書五経をはじめ、大和書(かながき)のたはれ草(グサ)にいたるまで、梓の数年々にひろがり」(出典:浮世草子・元祿大平記(1702)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例