戯謔(読み)ギギャク

デジタル大辞泉 「戯謔」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぎゃく【戯×謔】

たわむれ。おどけ。
「こは、もとより―に過ぎざりき」〈鴎外訳・即興詩人

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精選版 日本国語大辞典 「戯謔」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぎゃく【戯謔】

〘名〙 (形動) たわむれおどけること。ふざけること。また、そのさま。
随筆戴恩記(1644頃)跋「既吟詠柿本之旧径、更戯謔方朔之話場
日本風俗備考(1833)一五「第八月は例して極て戯謔なる誦を演ずることたり」 〔詩経‐衛風・淇奥

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普及版 字通 「戯謔」の読み・字形・画数・意味

【戯謔】ぎぎやく

たわむれ。わるふざけ。〔詩、衛風、淇奥(きいく)〕善く戲謔すれども を爲さず

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