戸奈瀬村(読み)となせむら

日本歴史地名大系 「戸奈瀬村」の解説

戸奈瀬村
となせむら

[現在地名]綾部市戸奈瀬町

山家やまが村の枝村で、由良川右岸の段丘に位置する。西は釜輪かまのわ村、東は井坪いつぼで船井郡才原さいばら(現和知町)に接する。由良川はこの辺りで最も深く谷底をうがち流れ、井坪と対岸下替地したのかちの間には「井坪滝」があったことが「丹波志」にみえる(大正一一年水力発電所建設によって変貌した)。また丹後国由良ゆら(現宮津市)と山城国嵯峨さが(現京都市右京区)を結ぶ水運計画が元禄一三年(一七〇〇)、享保一〇年(一七二五)、宝暦九年(一七五九)、天明六年(一七八六)、天保元年(一八三〇)と相次いだが、天保元年には井坪の岩盤掘削に着手したことが小嶋家文書にみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む