丹波高原の東北端に位置する。市域の約八割を山林が占める山間部であるが、地勢によって三つの地域に分けられる。東北部は六〇〇―八〇〇メートルの山が連なり、福井県境近くに水源を発する
綾部市は
先土器時代の遺物としてナイフ形石器(以久田野台地)・彫刻刀形石器(上杉町)・円盤状石器(西原町)・尖頭器(西原町・味方町)などが出土している。いずれも由良川やその支流沿いの台地上から発見されたものである。
縄文時代の遺物としては、石鏃(味方町・石原町)や石剣(十倉中町・故屋岡町)・石冠(十倉志茂町)・石斧(寺町ほか)などが知られている。縄文土器として確認されたものは今のところ
弥生時代の遺物の発見はほぼ市内全域に及ぶ。なかでも注目すべき遺跡は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報