戸田井村(読み)とたいむら

日本歴史地名大系 「戸田井村」の解説

戸田井村
とたいむら

[現在地名]加西市戸田井町

両月わち村の南東下里しもさと川の中流域右岸にある。「加西郡誌」によると、昔は両月村と一村で東両月と称していたが、のち分離して戸田井としたという。しかし慶長国絵図には当村に隣接して「西月村」「わち村」がみえ、寛延二年(一七四九)の播磨国細見図は「トタイ」に隣接して「東月」「西月」を載せているので、この説には無理がある。文禄四年(一五九五)八月一七日の豊臣秀吉知行方目録(木下家文書)に「とたい村」一二六石余とみえる。江戸時代の領主変遷東南ひがしなん村と同じ。正保郷帳によると田方一八一石余・畑方五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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