戸田孝甫(読み)とだ こうほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸田孝甫」の解説

戸田孝甫 とだ-こうほ

1829-1865 幕末武士
文政12年9月生まれ。戸田忠敞(ただあきら)の長男常陸(ひたち)水戸藩士。前藩主徳川斉昭(なりあき)が幕府より永蟄居(えいちっきょ)処分をうけて藩内が動揺した際,藩主慶篤(よしあつ)の命で藩論をまとめる。万延元年執政となるが,天狗(てんぐ)党の乱がおこると諸生派によって罷免され,慶応元年7月5日獄死。37歳。名は忠則。通称は銀次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android