戸籍吏(読み)コセキリ

デジタル大辞泉 「戸籍吏」の意味・読み・例文・類語

こせき‐り【戸籍吏】

戸籍に関する事務を取り扱う吏員。旧制上の名称で、市区町村長をさす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戸籍吏」の意味・読み・例文・類語

こせき‐り【戸籍吏】

〘名〙 戸籍に関する事務を取り扱う吏員。旧制上の名称で、市区町村長など。
戸籍法(明治三一年)(1898)二条市町村長を以て戸籍吏とす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の戸籍吏の言及

【戸籍】より

…戸籍における戸主と家族の記載順序は,1871年戸籍法と同じであるが,附籍の名称は廃され,〈戸主ノ親族ニ非サル者〉とされた。第2に,身分登記および戸籍の親族身分関係の公証機能に対応して,それを掌るものとして戸籍吏および戸籍役場がおかれ,その監督には,従来のように内務省ではなく司法省があたることとなった。しかしこれによって,身分登記と戸籍が,統治のために国民を把握するもっとも基本的な手段であることをやめたわけではない。…

※「戸籍吏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android