戸草新田村(とぐさしんでんむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「戸草新田村」の解説

[現在地名]信濃町大字穂波（ほなみ）

落影（おちかげ）村東南の枝郷。東は古間（ふるま）川（鳥居川）をもって船竹（ふなたけ）村・普光寺（ふこうじ）村（現三水村）、南は小玉（こだま）村（現牟礼村）に接する。鳥居（とりい）川に沿った狭い平地に集落がある。

寛文元年（一六六一）の年貢割付状（「戸草村新田丑之年貢割付」信濃町誌）に、高一三石余で「未ノ新田」とある。未年は明暦元年（一六五五）にあたるので、天羽七右衛門代官の際の新田開発になる。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

〘名詞〙年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《季語・冬》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...