所之口町絵図(読み)ところのくちまちえず

日本歴史地名大系 「所之口町絵図」の解説

所之口町絵図
ところのくちまちえず

原本 能登生国玉比古神社

解説 元和二年一二月一九日付で津田和泉守が所之口町と百姓分境目を定めた図。所之口町分は街路がほぼ南北に直交し各町名を付す。御城山(小丸山城)・富田与五郎居屋敷・修理殿(前田知好)御屋敷・三輪藤兵衛屋敷・大井久兵衛殿屋敷などの記載があって、城下町の様子が知られる。一四三×七二センチの本体に二一×六センチの部分を継足し、さらに二一×三五センチを貼付けて明神野の所ノ口宮の位置を示す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android