所好(読み)しょこう

精選版 日本国語大辞典 「所好」の意味・読み・例文・類語

しょ‐こう‥カウ【所好】

  1. 〘 名詞 〙 好む点。好み興味
    1. [初出の実例]「ねこま家の所好なるによりてねこますかしといふなるべし」(出典:随筆・柳亭筆記(1842頃か)三)
    2. 「人々自から其所好を為し士を好むものは士となり農を好むものは農となり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「所好」の読み・字形・画数・意味

【所好】しよこう

好み。

字通「所」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android