扇箱(読み)オウギバコ

精選版 日本国語大辞典 「扇箱」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐ばこあふぎ‥【扇箱】

  1. 〘 名詞 〙 扇を入れるのに用いる箱。近世には足付きの台に載せて、祝いの贈り物にした。扇を入れる代わりに、竹に紙を巻いたものを入れ、年玉用の儀式に用いる場合もあった。
    1. [初出の実例]「御扇箱一〈略〉御扇百本入」(出典:戊子入明記(1468))
    2. 「年玉の扇箱(アフギハコ)をのせたる片(へぎ)一枚に銭壱文添て」(出典浮世草子西鶴織留(1694)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む