手と身になる(読み)テトミニナル

精選版 日本国語大辞典 「手と身になる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 と 身(み)になる

  1. ( 「足(銭)がなくなる」の意からという ) 身ひとつになる。無一物になる。
    1. [初出の実例]「いへをやぶり、地山をうり、どう具・ひょうしきをうりすて〈略〉てと身とになりはて」(出典:本福寺跡書(1560頃)大宮参詣に道幸〈略〉夢相之事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む