デジタル大辞泉 「地山」の意味・読み・例文・類語 じ‐やま〔ヂ‐〕【地山】 盛土もりど・表土・堆積たいせき物に対し、それらに隠されている自然のままの地盤。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「地山」の意味・読み・例文・類語 じ‐やまヂ‥【地山】 〘 名詞 〙① その土地にある山。その地方の山。② 田と山。田地と山林。[初出の実例]「地山をおとされ、身のたてどもなく成はて」(出典:本福寺跡書(1560頃)大宮参詣に道幸〈略〉夢相之事)③ 船乗りなどが島山などに対して、陸地の山をいう語。[初出の実例]「地乗といふは地山を目的として渡海し」(出典:渡海新法(1802))④ 盛土などに対して、自然の丘陵をいう。⑤ 「いのしし(猪)」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の地山の言及 【トンネル】より …土や岩を掘って地表下につくられた空間で,通常はほぼ水平な細長い通路状のものをいう。上方に地山(じやま)(在来地盤)を残して地中を掘り進んでつくられるものがふつうであるが,地表から溝状に掘ってその中にトンネル構造物をつくり,再び埋め戻してつくる,いわゆる開削工法によるものもトンネルに含まれる。この工法は都市内の街路下に,比較的浅い地下鉄道をつくるときなどに用いられる。… ※「地山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by