手前がなる(読み)てまえがなる

精選版 日本国語大辞典 「手前がなる」の意味・読み・例文・類語

てまえ【手前】 が なる

  1. 金銭都合がつく。暮らし向きがうまくいく。生計が成り立つ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「わらはが親は、手前がなるによって、毎日連歌の会をめされても、くるしうなひと云」(出典:天理本狂言・箕被(室町末‐近世初))

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