すべて 

手振り編み笠(読み)テブリアミガサ

デジタル大辞泉 「手振り編み笠」の意味・読み・例文・類語

てぶり‐あみがさ【手振り編み×笠】

編み笠以外は何も持っていないこと。無一文。手拍てびょう編み笠。
「無理に離縁を取って出ましたが、―、…何一つもくれませぬ」〈円朝真景累ヶ淵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手振り編み笠」の意味・読み・例文・類語

てぶり‐あみがさ【手振編笠】

  1. 〘 名詞 〙 編笠以外に何も持っていないこと。また、無一文になること。財産をすべてなくすこと。てびょうあみがさ。
    1. [初出の実例]「ゆうべも屋形に能いのが有るからいたりや、手(テ)ふりあみ笠(カサ)になった」(出典洒落本辰巳之園(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む