手書き文字認識(読み)テガキモジニンシキ

デジタル大辞泉 「手書き文字認識」の意味・読み・例文・類語

てがきもじ‐にんしき【手書き文字認識】

手書きされた文字を、コンピューターで扱える文字(文字コード)に変換する機能

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「手書き文字認識」の解説

手書き文字認識

手書きの文字を読み取り、テキストに変換すること。専用ペンタッチパネルを利用して手書き文字を入力する方法と、スキャナーなどで原稿を取り込んだ画像データから、テキストに変換する方法がある。後者OCRという。Windows Vista以降では、Tablet PCの機能のひとつとして、手書き文字認識を備えている。また、スマートフォンPDAなどの携帯情報端末は、専用のペンで画面上に書いた文字を認識する機能を持つ製品が多い。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手書き文字認識」の意味・わかりやすい解説

手書き文字認識
てがきもじにんしき
handwritten character recognition

手書きした文字や数字パターン認識してデジタルデータに変換するシステム。タブレット画面上にペンで文字を書くことによって,その形や筆順などから文字を認識・特定し,入力を実行するという方式キーボード代用として利用できる技術で,実用化例としては,日本語入力システムにおける難読漢字の入力がある。

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