手末の調(読み)タナスエノミツギ

デジタル大辞泉 「手末の調」の意味・読み・例文・類語

たなすえ‐の‐みつぎ〔たなすゑ‐〕【手末の調】

上代租税の一。女子が織った布帛ふはくを献じたもの。→弓弭ゆみはず調みつぎ

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精選版 日本国語大辞典 「手末の調」の意味・読み・例文・類語

たなすえ【手末】 の 調(みつぎ)

  1. 上代の物納税の一つとして、女子が織った布地絹布を納めること。また、その織物
    1. [初出の実例]「是に初めて男の弓端之調(ゆはずのみつぎ)、女の手末之調(たなすゑのみつぎ)を貢ら令めたまひき」(出典古事記(712)中)

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