弓弭の調(読み)ユミハズノミツギ

デジタル大辞泉 「弓弭の調」の意味・読み・例文・類語

ゆみはず‐の‐みつぎ【弓×弭の調】

上代男子が奉った貢物みつぎもの弓矢で取った鳥獣が主であったところからいう。ゆはずのみつぎ。→手末たなすえ調みつぎ

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精選版 日本国語大辞典 「弓弭の調」の意味・読み・例文・類語

ゆみはず【弓弭】 の 調(みつぎ)

  1. 上代、男子のみつぎもの。弓矢で取った鳥獣が主であったところからいう。ゆはずのみつぎ。
    1. [初出の実例]「男(を)の弓端之調(ユミハスノミツキ)(たをやめ)手末之調(たなすゑのみつき)を貢(たてまつ)ら令(し)む」(出典古事記(712)中(兼永本訓))

ゆはず【弓弭】 の 調(みつぎ)

  1. ゆみはず(弓弭)の調
    1. [初出の実例]「男の弓端之調(ユハズのミツキ)女の手末(たなずえ)の調を貢ら令めたまひき」(出典:古事記(712)中(延佳本訓))

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