手洗所村(読み)ちやらいむら

日本歴史地名大系 「手洗所村」の解説

手洗所村
ちやらいむら

[現在地名]作手村鴨谷かもがや

かも村の東南方、小林こばやしに通ずる道に沿った山間小村。善福寺縁起(善福寺蔵)と「三河国二葉松」によれば、かつて白鳥しろとり神社の手洗所があったことから村名が起こったという。日本武尊伝説が残る。慶長七年(一六〇二)より作手藩領、同一五年より幕府領、天和元年(一六八一)より鳥羽藩領、享保一一年(一七二六)より幕府領、享和二年(一八〇二)より平藩安藤対馬守領、文久二年(一八六二)より幕府領となって幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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