手間を入れる(読み)てまをいれる

精選版 日本国語大辞典 「手間を入れる」の意味・読み・例文・類語

てま【手間】 を 入(い)れる

  1. 労力時間をかける。
    1. [初出の実例]「手まを入て造畢の後手うつ程の見所なし」(出典:俳諧・六百番誹諧発句合(1677)二五番)
  2. 手間賃を払って人を雇う。
    1. [初出の実例]「アア肩が張った手間(テマ)でも入れたい」(出典黄表紙・京鹿の子娘汁(1791))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android