才脇村(読み)さいわきむら

日本歴史地名大系 「才脇村」の解説

才脇村
さいわきむら

[現在地名]日向市幸脇さいわき

平岩ひらいわ村の南に位置し、南境を耳川が流れる。豊後街道が通り、対岸美々津みみつへは渡船で結ばれていた。臼杵郡に属し、江戸時代は高鍋藩領。寛文四年(一六六四)の高鍋藩領知目録写(高鍋町歴史総合資料館蔵)に村名がみえ、高八〇石余。同年の高鍋藩領地覚(隈江家記)では「土持院之内」と肩書され、同高。旧高旧領取調帳には幸脇村とみえ、高一五三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android