打ち見ゆ(読み)うちみゆ

精選版 日本国語大辞典 「打ち見ゆ」の意味・読み・例文・類語

うち‐み・ゆ【打見】

  1. 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 自然に目にはいる。見える。
    1. [初出の実例]「まれにみゆるは、いとめでたくきよらにて、ときどきうち見えて、さらになれず」(出典:宇津保物語(970‐999頃)嵯峨院)
  3. そう思われる。
    1. [初出の実例]「袖は涙にしほれつつ、誠に、尋(たづね)わびたるとうちみえて」(出典御伽草子横笛草紙(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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