精選版 日本国語大辞典 「打ち銜む」の意味・読み・例文・類語 うち‐くく・む【打銜】 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )① 物を口の中に含む。[初出の実例]「こめをうちくくみて、ことに歯音よげにからからとくひけり」(出典:古今著聞集(1254)六)② 太刀の鞘(さや)、鍔(つば)、柄(つか)、箱などを金や銀で包み飾る。[初出の実例]「金(こがね)にてうちくくんだる腰の刀にて」(出典:平家物語(13C前)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例