打ち顰める(読み)ウチヒソメル

デジタル大辞泉 「打ち顰める」の意味・読み・例文・類語

うち‐ひそ・める【打ち×顰める】

[動マ下一][文]うちひそ・む[マ下二]顔などをゆがめる。しかめる。
「眉―・めたる老紳士のかおを」〈木下尚江火の柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち顰める」の意味・読み・例文・類語

うち‐ひそ・める【打顰】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うちひそ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) (顔などを)ゆがめる。(眉などに)しわを寄せる。
    1. [初出の実例]「眉打ち顰(ヒソ)めたる老紳士の面(かほ)を」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む