打割る(読み)ウチワル

デジタル大辞泉 「打割る」の意味・読み・例文・類語

うち‐わ・る【打(ち)割る】

[動ラ五(四)]
打ってくだく。たたき割る。「かわらを―・る」
悩みや心の中を包み隠さずに全部話す。打ち明ける。「腹を―・って話す」
[類語]割る叩き割る叩き壊す

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精選版 日本国語大辞典 「打割る」の意味・読み・例文・類語

うち‐わ・る【打割】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. たたいて裂け目をつくる。打ってくだく。
    1. [初出の実例]「女はえさはうちわりて出でじ。男のしたるなめり」(出典:落窪物語(10C後)二)
  3. 事情などを隠さないですべて話す。打ち明ける。
    1. [初出の実例]「一先京へのぼってくれと、打わっていわれなば何しにいなといふべきや」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)一)

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