打揃(読み)うちそろう

精選版 日本国語大辞典 「打揃」の意味・読み・例文・類語

うち‐そろ・う ‥そろふ【打揃】

〘自ワ五(ハ四)〙 (「うち」は接頭語)
物事や人の形、状態などが同一になる。
俳諧・炭俵(1694)上「十二三弁の衣裳の打そろひ〈利牛本堂はしる音はとろとろ〈野坡〉」
② もれなく集まる。また、いっしょに出かける。
※俳諧・続猿蓑(1698)上「月待傍輩衆のうちそろひ〈馬莧〉 籬の菊の名乗さまざま〈里圃〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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