デジタル大辞泉 「打返し」の意味・読み・例文・類語 うち‐かえし〔‐かへし〕【打(ち)返し】 [名]1 古綿を打ち直すこと。また、その綿。「打ち返しの綿入れ」2 劇場の舞台の背景の板を裏返して別の背景にすること。3 建築で、左右または上下が対称なこと。うってがえし。[副]1 同じ動作を繰り返すさま。何度も。「―のたまへば、一方ひとかたならず煩はしけれど」〈源・早蕨〉2 打って変わって。逆に。「つれづれに思ひ続くるも、―いとあぢきなし」〈源・柏木〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例