扶桑拾葉集(読み)フソウシュウヨウシュウ

デジタル大辞泉 「扶桑拾葉集」の意味・読み・例文・類語

ふそうしゅうようしゅう〔フサウシフエフシフ〕【扶桑拾葉集】

江戸中期の詞文集。30巻、目録・作者系図各1巻。徳川光圀編。元禄2年(1689)成立、同6年刊。平安時代から江戸初期までの各種古典の序・跋・日記など300余編を集めたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「扶桑拾葉集」の意味・読み・例文・類語

ふそうしゅうようしゅうフサウシフエフシフ【扶桑拾葉集】

  1. 詞文集。三〇巻、目録一巻、作者系図一巻。徳川光圀編。元祿二年(一六八九)序、同六年刊。平安から江戸初期までの各種古典の序文跋文手紙、平安女流日記類、方丈記東関紀行など三百編余を年代順集録書名は後西院上皇の命名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android