集録(読み)シュウロク

デジタル大辞泉 「集録」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ろく〔シフ‐〕【集録/×輯録】

[名](スル)集めて記録すること。また、その記録。「各地伝説を―する」
[類語]収録採録載録収載

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「集録」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ろくシフ‥【集録・輯録】

  1. 〘 名詞 〙 集めて記録すること。収集し記録すること。
    1. [初出の実例]「然有昆仲騒士不集録、索居竄栖為信」(出典:俳諧・猿蓑(1691)跋)
    2. 「右輯録する所、素より同好に索問ふといへども、必ず遺脱差謬あるべし」(出典:歌系図(1782))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「集録」の読み・字形・画数・意味

【集録】しゆう(しふ)ろく

集めて記録する。編輯。梁・任〔王文憲(倹)集の序〕是(ここ)を用(もつ)て綴輯(てつしふ)し、永く世範を貽(のこ)し、如干(若干)秩(帙)・如干卷と爲す。する古今の集記今書、七志は一家の言を爲す。~集すること左の如し。

字通「集」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android