承和昌宝(読み)じょうわしょうほう

精選版 日本国語大辞典 「承和昌宝」の意味・読み・例文・類語

じょうわ‐しょうほう‥シャウホウ【承和昌宝】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代の承和二年(八三五)から鋳造発行された銅銭。富寿神宝銭発行後一六年を経ており、その間の貨幣価値変動もあって、従来銭貨が直径二三~二五ミリメートルであったのが、この承和銭以後二〇~二三ミリメートルと小型化されるに至った。
    1. 承和昌宝
      承和昌宝
    2. [初出の実例]「文曰承和昌宝。以新幣之一、当旧銭之十」(出典続日本後紀‐承和二年(835)正月戊辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 十一

改訂新版 世界大百科事典 「承和昌宝」の意味・わかりやすい解説

承和昌宝 (じょうわしょうほう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android