承政院(読み)しょうせいいん

改訂新版 世界大百科事典 「承政院」の意味・わかりやすい解説

承政院 (しょうせいいん)

朝鮮,李朝時代に王命と官僚の王への上言の出納を任務とした官庁。高麗時代の中枢院の後身であり,数回の改変ののち15世紀中ごろに定着し,1894年の甲午改革で承宣院と改められた。承旨,注書などの官僚で構成された。承旨は吏・戸・礼・兵・刑・工の6房に分かれて任務分担し,各官庁の要職を兼任し,王の側近として権勢をふるった。その公的記録である《承政院日記》3047冊は1623-1894年分が現存している。
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