承政院(読み)しょうせいいん

改訂新版 世界大百科事典 「承政院」の意味・わかりやすい解説

承政院 (しょうせいいん)

朝鮮,李朝時代に王命と官僚の王への上言の出納任務とした官庁。高麗時代の中枢院後身であり,数回の改変ののち15世紀中ごろに定着し,1894年の甲午改革で承宣院と改められた。承旨,注書などの官僚で構成された。承旨は吏・戸・礼・兵・刑・工の6房に分かれて任務分担し,各官庁の要職を兼任し,王の側近として権勢をふるった。その公的記録である《承政院日記》3047冊は1623-1894年分が現存している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 吉田

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む