投荷(読み)ナゲニ

デジタル大辞泉 「投荷」の意味・読み・例文・類語

なげ‐に【投(げ)荷】

航行が困難になったとき、積荷海中に投げ捨てて船の重量を軽くすること。打ち荷。ね荷。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「投荷」の意味・読み・例文・類語

なげ‐に【投荷】

  1. 〘 名詞 〙 荒天の際、船の安全を保つために積荷を放棄すること。撥荷(はねに)打荷(うちに)
    1. [初出の実例]「船危ゆゑ、〈略〉俵物千計追々投荷仕候」(出典:通航一覧(1853)二一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android