投釣瓶(読み)ナゲツルベ

デジタル大辞泉 「投釣瓶」の意味・読み・例文・類語

なげ‐つるべ【投(げ)釣瓶】

釣瓶に縄をつけ、水中に投げ入れて水を汲み上げるもの。
釣瓶の両端につけた縄を二人で持ち、水中に投げ入れて水を汲み上げるもの。溝さらいや田の灌漑かんがいに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 かんがい 名詞

精選版 日本国語大辞典 「投釣瓶」の意味・読み・例文・類語

なげ‐つるべ【投釣瓶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 釣瓶の両端に縄をつけ、二人が向かい合って各々一方の縄を持ち、水中に投げ入れて水をくみあげるもの。溝さらいや田の灌漑(かんがい)などに用いる。〔訓蒙図彙(1666)〕
    1. 投釣瓶<b>①</b>〈農具便利論〉
      投釣瓶農具便利論
  3. 釣瓶に縄をつけ、井戸に投げ入れて水をくむもの。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む